総合整体院　コンフォート

6．親交の機能障害

次が親交の機能障害です
社会生活において、人間関係の難しさを感じたりするのです。

多くのアダルトチルドレンは、見捨てられる恐怖と、呑み込まれる恐怖の間の両極端を行き来しています。
他人に征服される事を恐れ孤立するか、独りぼっちになることを恐れ破滅的な結びつきを選ぶのか。
傷ついたインナーチャイルドは、真の自己の感覚を持って居ない為、人間同士の親交を汚染します。
親が子供の感情、欲求、欲望を確認できないと、子供は真の自己を拒絶し、偽りの自己を作ります。
自分が愛されると信じる為に、親が望んでいると思っているやり方で行動します。

そして、何時の間にかそれが偽りである事忘れ、自分自身であると思い込むのです。
自分が誰か分からない、自己の感覚を持っていない人は、他人と親密に成る事は不可能に成ります。
人が自己の感覚を形成するには、自我の境界を発達させる必要が有ります。
私たちは、情緒の自我境界を持ち、自分の情動と他人の情動の境界を持っています。
また知的且精神的な境界も持ち、それらにより信念や価値を決定しています。
子供が無視や虐待を受けると、この自我境界が崩れ、実擦れられたり飲み込まれたりする恐怖を生んでしまいます。
自分と他人の境界を見分ける事が出来ず、「いいえ」が言えなかったり、自分のしたい事が分からなくなるのです。